新ブランド・unite(ユニテ)が作る『究極の白Tee』が入荷しました。

ショップにまた一つ新しいブランド『unite(ユニテ)』が加わりました。

- unite -

2024年4月にスタートしたばかりのブランド。

アパレルとは違う世界のクリエイターがSNSを通じてさまざまな人々と繋がり、自身が考える『究極のTシャツ』を作り上げた。
ブランド名は団結や結束などの意味のあるUNITEから『ユニテ』と名付けられた。

 

業界とは全く関係がないファッションフリークの作り手がSNSを通じて原糸から生地の編み立て、製品化までを自らで手配し、自身が考える『究極のTシャツ』を作り上げた少々変わり種のブランド。

ショップとしては通常個人が作っている商材を取り扱うことはありませんが、直接ショップに来店し商品を見せていただき試着して店頭とオンラインでの販売を決めました。

販売を決めた理由はただ一つ『アパレルメーカーが作る商品以上のクオリティー』だったからです。

 

無地の白Teeはいろんなメーカーからリリースされています。

デザイン性を強調したもの、吸水速乾など機能性に長けたもの、そして素材にこだわったオリジナルファブリックの製品。

今回入荷したuniteのTシャツは素材にこだわったオリジナルファブリックを使用した商品。

 

このオリジナルファブリックがとんでもない代物、使用するコットンはインド綿の最高級綿『SVIN GOLD(スビンゴールド)』。

「スビン」とはインド綿のスジャータ種と海島綿のビンセント種を交配して生まれた品種。

海島綿の遺伝子を持つこととインドの綿花に適した気候が相まって、その繊維長は世界トップクラスを誇ります。

また繊度も他の綿花に比べて細く繊細で独特のぬめり感を持ち、そのスビンの中でも特に品質の良い1番摘み、2番摘みの綿花だけが『スビンゴールド』として選別されています。

 

その高級綿糸を和歌山県にあるこれまた希少な吊り編み機でゆっくり時間をかけ、度詰の厚手生地に編み立てるという手の込みよう。

早速試着してみましたが、当然肌当たりはこれ以上ない心地よさ。

厚手で度詰に編み立てられた生地は透けを防ぐので素肌に直接着用していただけます。

 

それに加えてややワイド目に設計されたパターンメイクがとても良い。

ボディはややゆるく、肩はやや落とし気味で袖口幅を広くとることで絶妙のシルエットに仕上げています。

正直一個人が作った商品であることを忘れるくらいの出来栄え、縫製工場もかなり手の良い工場を使用しているようで抜群の仕上がりです。

 

こだわりがいちばん詰まっているのはネックの作り。

太めのオリジナルリブを使用し、作り手曰く『喉仏の下のくぼみにピッタリ沿うように作りました』とのこと。

実際着てみるとそのニュアンスがよくわかります。

ピッタリ喉仏の下に収まってるでしょ、このリブのピッタリ感がまた心地良いのです。

いや〜、本当に良い商品です。

現在のところuniteが作っているのはこのTシャツ1型のみ、カラーもホワイト1色だけ。

バイヤーとしての私の感想は『かなり酔狂なアイテム』といったところ。

ファブリックマニアの私からすると喉から手が出るほど欲しい商品ですが、ネットでどこまでわかってもらえるかは不明。

お値段も税込¥21,780の高額Tシャツ、ただし我々マニアからすれば『スビンゴールドの吊り編みが2万で手に入るのか』といった印象、まさにマニア垂涎のアイテムです。

 

正直この手の高級素材を使用したシンプルなTシャツはまずファッションメーカーでは作られないアイテムです。

なぜかって?販売するのがとても難しいからです。

もっとわかりやすく普通の生地でデザイン入れたり、プリントした方が簡単で数が売れるのでよほど素材にこだわりのあるブランドでないかぎり難しいでしょう。

 

値段についてもう一つ言うと、この商品はブランドのファーストアイテムとして自身のサイトなどで販売することを目的としており、ショップへの卸売利益が乗っていないのでこの値段に収まっています。

実際この商品を取り扱っているのは東京千駄ヶ谷のシロティ千駄ヶ谷と当店の全国2店舗のみ。

 

白Teeが好きなお客様やファブリックマニアにはかなりオススメの商品です。