東大阪繊維研究所 x INSCHMIDT インド超長綿タック衿ポロ

夏のスペシャル企画、東大阪繊維研究所とINSCHMIDTの初コラボアイテム『インド超長綿タック衿ポロ』が入荷しました。

糸を紡績するファクトリーが手がけるブランド・東大阪繊維研究所のスタンダードアイテム『インド超長綿タック衿Tシャツ』に使用される生地でポロシャツを作っていただきました。

ここのTシャツは本当に着心地が良く、洗濯してもヨれることがないのでとても重宝します、ご購入いただいたお客様のほとんどがリピーターとして2枚目3枚目をご購入いただくほどの人気アイテム。

個人的にもこの素材をとても気に入っておりまして、Tシャツ以外のアイテムも作りませんか?と筒井社長に聞いてみたところ、『基本的にTシャツ屋なので今はいろんなアイテムに手は出さない』とのことでしたが『ロウズさんの別注であれば作りますよ!』と了解を得たので『ではポロシャツを作りましょう!』と即答。

というのもこのTシャツに使用しているコットン天竺生地は自社工場で紡績される特殊な糸で編み立てられたスペシャルファブリック。

どこが特殊かと言いますと通常Tシャツに使われる糸は単糸(一本の糸)か双糸(2本の糸をより合わせた糸)、しかしこの生地に使用してるのは双糸を3本撚り合わせて作った『多本取り』と呼ばれる糸。

ではたくさん糸を縒り合わせると何が良いかと言いますと、当然1本の糸よりも太く強度に優れた糸になります

この糸が特殊なのは『ゼロトルク撚糸』と呼ばれる撚糸方法を採用し、水分を含むことで緩んだ撚りが乾いていく段階で生じる戻ろうとする力(トルク)が均等になるよう長年のデータを駆使し撚糸されており度詰で編んでいるのでここのTシャツは洗濯してもヨレやボディの捻れ(斜行)がほとんどありません。

そしてもう一つの特徴は使用しているリブ。

ボディと同じ糸を使い限界まで度目を詰めて編み立ているので強度に優れ、ヨレたり波が打ったりする劣化を防いだこのブランドのTシャツのために作られる特注品。

『タック衿』と呼ばれる織柄のラインは最後に糸をラインの数だけ抜くことで作り出しているとのこと。

この生地とリブを最大限に生かすデザインといえばリブ衿のポロですよね、今回のポロには衿には2本ライン、袖口に一本ラインの別注リブを贅沢に使用しています。

つぎはデザインとボディサイズの設計。

東大阪繊維研究所のTシャツを設計しているパタンナーにお願いして東大阪繊維研究所のTシャツとは全く別のパターンを作っていただきました。

『大人が着る緩めのスタンダードポロ』をテーマに通常のサイズよりボディは1サイズ大きく設定しています。

レギュラーサイズのカットソーを少し緩めに着たくて1サイズオーバーで着ると着丈が長くなってしまい子供っぽく見えてしまいがち、なので着丈はボディサイズとは逆で1サイズ小さくしています。

袖はアームホールと袖口を広めにとってt通気性の良い開放的なデザインを採用、リブの分だけ長くしていますが肘の手前でとまるようにしました。

できあがった商品を着用してみましたが、程よい緩さと肌あたりの良い厚手の天竺素材はやはりポロ向きでした、思った以上に良い仕上がりに大満足です。

(モデル:173cm/60kg 着用サイズ:L)

近年夏場は丸首のTシャツがほとんどで夏の定番とも言えるポロシャツはどこのブランドからもリリースはなく、商品セレクトもTシャツのオンパレードで少々物足りなさを感じておりました。

シンプルなポロシャツはスポーツブランドやファストファッションが得意とするところなのでファッションメーカーはどこも作ろうとしません。

しかし我々が作ったシンプルな定番アイテムは間違いなくスポーツブランドやファストファッションでは出せないクオリティーを持っています。

高級糸の光沢と着心地が良さに夏のヘビーな洗濯にも耐えるタフさを持ち合わせたロウズのオリジナル『インド超長綿タック衿ポロ』を是非お試しください!